どんな動きができるかな?① 手を伸ばす

皆さん、こんにちは。
「子どもの "できる" を見つけて育てる」という大切な役割を果たしているおもちゃ。今年もそんな育ちに大切な道具を、子どもの動きをキーワードにご紹介しますので、よろしくお願いします。

さて、1回目は、ひもにぶら下がっていつも眠りを見守ってくれるモビール・くまのベン君。
面ファスナーでひもとくっついているので、外すと人形としても大活躍。赤ちゃんにベン君を手渡すと、口に入れたり見つめたり、持った手を振り動かしたりと大忙しです。首が安定し出したら、ぶら下がるベン君のそばに連れて行ってみてください。きっと赤ちゃんは視界の中にベン君を見つけ、思わず手を伸ばすでしょう。

モビール・くまのベン(ハバ社・ドイツ)

何がそうさせるのか…

それは、「つかみたい!」「触りたい!」という気持ちの動きが生まれるからだといわれています。その「やってみたい」を実現させてくれるのが、このベン君の役割なのです。

「僕を見つけて手を伸ばしてくれて、ありがとう。」

そう言って、赤ちゃんの手にしっかり収まってくれるべン君。手を伸ばすという行為には,赤ちゃんの好奇心とチャレンジ精神、手に取れたときの満足感がいっぱい詰まっています。

つかまえたっ!
グンと引っ張って・・・
「やったー!」ご満悦!

筆:宍戸信子
出典:『ネオネイタルケア 2014年1月号 
"どんな動きができるかな? 赤ちゃんの感覚を伸ばすドキドキおもちゃ"』 より