わくわくおもちゃ⑦ あれ?なんだろう?

私たちは日々、「あれ?なんだ?」に出会います。「当たり前のこと」「多くの経験」があるにもかかわらず!です。そう思うと、すべてが初めての赤ちゃんの驚きや発見は、日々どんなにたくさんあることでしょう。

このドイツ生まれのむかでくんは赤ちゃんの心を奪う名人です。魅力はまず、足の塗り分けマジック。ただ真っ直ぐ動いているのに、ダイナミックな動きに見えるので、目を奪われる…目で追いかける…つかまえたくなる…、と発展します。次に仕組み。緑のボディはひもでつなげてあり、床の起伏も赤ちゃんの足も転ぶことなく乗り越えます。自分の身体を登って降りて…、しなやかな曲線で上下左右に動く様子は、視角にも触覚にも訴える面白さがあります。

一般的に、プルトーイは歩けるようになってからですが、このむかでくんは抱かれたまま、お座りのままでも楽しむことができますし、這い這い期には「待て待て~」と追いかけるおもちゃに発展し、もちろんよちよち歩きのパートナーにも、と息の長いおもちゃです。

※本製品は、ヴァルター社が製造販売しておりましたが、会社自体をニック社に委ねました。ニック社は、ヴァルターブランドとして製造販売しています。

筆:宍戸信子
出典:『ネオネイタルケア 7月号 
"おかあさんにすすめたい 赤ちゃんの発達を促すわくわくおもちゃ"』 より